※昨日の栄口視点です。
書いてる途中に思いついて、どうせならと思い、今日書くことにしました。
彼に言われた言葉が胸に刺さった。
その場の雰囲気ではない。
彼の本気の声で、彼は言った。
その言葉は俺に深く深く突き刺さった。
頭が真っ白になる。
彼の言葉だけが頭を回った。
動き方を忘れたように、俺の身体は固まった。
それでも俺の頭は、彼を認識した。
彼は言葉を発した後、ハッとして口を紡ぐ。
見開かれる瞳
開かれたの一瞬で、その瞳は苦しそうに歪められた。
そして
彼は俺から視線を外し、走り去った。
彼のいなくなった後、俺の頭に残ったのは、今見た彼の表情。
その表情が俺の胸を締め付けた。
痛い
さっき彼に浴びせられた言葉の痛みなどもう忘れていた。
今、俺の中にある痛みは、彼のあの苦しそうな表情によって生まれている。
痛い
彼の表情が頭から離れない。
痛みはどんどんと増す。
痛い
あの表情を自分がさせてしまったのだと認識すると、痛みが増した。
胸を押さえる。
俺は考えるまもなく、走り出した。
彼が何処にいったかなんて分からなかった。
ただがむしゃらに走る。
彼の姿を見つけるためだけに俺は走った。
視界に彼の姿が映った。
俺は足を止め、彼に近づいた。
「水谷」
彼は今深く深く傷ついている。
さっき発した言葉を後悔して。
君は優しいから。
「水谷」
お願い
こっちを見て
俺は大丈夫だから
「ねぇ、水谷」
君がそうして苦しんでる方が俺には辛いんだ
だから
こっちを見て
嫌だよ
俺のせいで君が苦しむなんて
君が苦しいと俺も苦しいんだ
だから
「水谷、お願い」
俺の声は君に届かない?
俺の思いは君に届かないの?
不安になる
痛みと共に不安が大きくなる
苦しい
痛みが
不安が
俺の胸を締め付けた
「お願いだよ、水谷」
声が震える。
思いを乗せ、俺は彼にお願いした。
ゆっくりと彼の身体が動く。
頭が持ち上げられた。
「…栄口」
君は苦しそうな声で俺の名を呼んだ。
互いで傷つけあった傷は深い
けど
その傷は互いに治すことも可能なんだ
※か…書かない方がよかったかも…(汗)
うん…考えなしに書いてはいけませんね、本当…。
昨日以上に意味不明だ!
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