今日の試合は酷すぎました。
シングルは勝てる相手に負けました。
原因は私の精神面です。
上手くコートに入らなくて、途中で攻撃の仕方が分からなくなって、攻撃するのが怖くなって、自分を信じきれなくて・・・挙げればキリがないです。
そんな状態で勝てるわけがありません。崩れた自分を立て直せないまま試合は終わりました。
最悪です。今大会最悪の試合をしました。この私のシングルの負けの所為で今日は負けたようなものです。
それでも、崩れっぱなしではいられません。今日はダブルスもあったので。
相手も今日の私の不調を分かっているのでしょう。思いっきり狙われました。
けど、ペアの子がその分カバーしてくれて、思いっきり攻撃していけばいいよって言ってくれて、少しリラックスしてやることができました。
でも、不調は簡単に直らず、1セット目は取られてしまいました。
それでも、不調のまま突入した2セット目を取れたのは皆が支えてくれたからです。
2セット目の途中、足が滑り、治した傷に痛みが走って動けなくなって、正直プレイを続けるのが怖くなって、「棄権」の文字が頭をよぎって、悔しさから涙が出てきて・・・。
でも、ペアの子見たら、応援してくれてる人を思ったら、ここでやめちゃいけないと思って、痛みが治まったので試合は続行しました。
相手には好都合なのでしょう。それを境に私を狙う球が多くなりました。
そしたら、ペアの子が凄く頑張ってくれて、皆も応援してくれて、だから粘って粘って2セット目は取りました。
まさか3セット目までいくと思わなかったのでしょう。ミスも重なり、相手の片一方が崩れてくれました。
精神面ではこれで五分五分。五分の試合をしました。
でもやっぱり最後はデュースまでいったんですが、私の不調がたたり負けました。
負けたけど、コートから去る途中、ペアの子が「私的には凄くいい試合できてよかった」って言ってくれて、もう本当、嬉しかったです。
負けたことに対して、誰も責めないけど、悔しくて悔しくて涙が出てきて、でも、泣く時は皆の前で泣いちゃいけないから、一人で歩いてたら、中学の同級生の子を見つけて、迷惑を承知でそこで泣かせてもらいました。
この時のその子に感謝です。
その子は私の試合を見ていてくれて、「最後まで投げ出さなかったのは凄い」などと色々励ましの言葉をくれました。
一人で泣くんだと思ってたけど、やっぱり心はそういう言葉を求めてて、本当にその子には救われました。
彼女がくれた励ましの言葉は気休めに過ぎないけど、あの時の私には十分です。
その後は落ち着いてから皆の元に戻りました。
試合後は誰も試合について話さなかったんですが、男子の試合が始まる前、うちのトップの子が「疲れた?」って何気なく聞いてくれて、気を使わせて本当に申し訳なかったです。
その子のトップとしてのプレッシャーの方が重いのに、そんな風に気を使わせた自分が情けない。
さらに、今日の試合の状況からしてもう使ってくれないかもって思っていたのに、「明日も頑張って」って言ってくれて、もう悔しいし、情けないし、まだ私の力を使ってくれるんだと思うと嬉しくて・・・。
自分は弱い。
簡単に崩れるし、泣くし。
それは他から見たらとても迷惑なことで、それでも普通に接してくれたり、何気なく気を使ってくれたり、私は人に支えられっぱなしです。
もっと強くなりたい。もう遅いけど、明日一日だけでいい、強くなりたいです。
明日も試合をやることになってしまいました。
明日は泣きません。崩れません。
試合終了後、足が壊れてもいい。そのくらいの意気込みで行きます。恐怖心も取っ払って、自分の全てで試合をします。これが最後だから。負けられない試合だから。
とりあえず、今日はベッドの中でひっそり泣きます。泣いて今日の悔しさを全て外に出すのですよ。
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