※突発的に女の子が書きたくなったんです。
海音寺に密かな思いを寄せてる香夏という設定でお願いします。
私は、あの人の本当の声も姿も何も知らない。
どんな表情で笑うのかな。
話す時はどんな表情をするの?
受話器を介さない本当の声はどんな声?
瞳は?口はどう動くの?
何も知らない。見たこともない。
だから私は想像するの。受話器から聞こえる声で。
私はあの人のことを何も知らないけど、姿を知っている誰よりも近くに感じるわ。
その距離が気持ち良い。安心する距離。
けど、心のどこかでこの距離に物足りなさを感じ始めてる。
この瞳で貴方の姿を見たい。
この耳で貴方の声を直接聞きたい。
簡単に叶いそうで叶わない願い。
願いは膨らむけど、同時に不安も膨らむわ。
私を目の前にしても貴方は笑ってくれる?
電話と同じように話してくれるかな?
それが不安でならないの。
そして、貴方を目の前にして、私は私でいつも通りに話せるかな。
それが出来なくなるのが一番辛い。
心地良い距離が変わってしまうから。
予感だけど、もうすぐ会える気がするの。
今の距離は変わるけど、新しい距離がきっと出来る。
そう信じて私は貴方に会える日を楽しみに待っています。
ピンポンと玄関のチャイムが鳴った。
香夏は訪問者を向かえるため、玄関へと向かった。
「はーい」
玄関を開ければ、下の兄と同年代程の人物が立っていた。
その人物はニコリと優しく微笑む。香夏もつられて微笑んだ。
けど、香夏はその人物を知らない。頭の中で探しても目の前の人物には覚えが無かった。
香夏が悩んでいると、目の前の人物が口を開く。
「俊二くんはいますか?」
兄の新しい知り合いなのかと頭の中で片付ける。
けど、それだけじゃないような気がした。
声が、声がどこかで聞いたことのある声だったのだ。
「お兄ちゃんなら…」
部屋にいますと言おうとしたところで、目の前の人物が自分をじっと見てきていることに気付いた。
「あの?」
気になって声を掛ければ、何かに気付いたようにパッと表情が明るくなる。そして楽しそうに、
「なぁ、もしかして香夏ちゃん?」
と自分の名前を口にした。
それを聞いた瞬間、香夏の心が跳ねた。
まさかと思う。
受話器から聞こえる声とは違うけど、優しく響くその声は確かにあの人にものだと思った。
心臓の音が大きく速くなる。
それを抑え、あなたは…と聞こうとしたとき、
「げっ、ほんまに来たんかいな、海音寺」
兄が嫌そうな表情をしながら自室から降りてきた。
そして、今、兄の発した言葉を頭で反芻する。
兄の発した言葉と、受話器の向こうのあの人とが繋がる。
目の前の彼に視線を戻せば、目が合った。目の前の彼は柔らかい笑顔を浮かべた。
そして、香夏から視線を外す。
「ちゃんと連絡したじゃろー」
その声が耳に届き、頭に響いた。
※中途半端に終了!
続きも書こうとしたんですが、グダグダ続きそうだったので…。
女の子の心情を書くのは好きです。ストレートに書けるので楽しい。
香夏→海音寺も好きです。
密かにNOVELで何かアップしたいなと思ってたり、思ってなかったり…。
ていうかですね、香夏が海音寺の事を話すと、瑞垣がお兄ちゃんになるから好きです(笑)
お前、妹好きなんだなぁって感じ(笑)
どうでもいいことですが、私も兄には好かれているようで、面白いんですよー。
私が小学生で、兄が中学生やったころかな?一緒にドラマを見てて、あるシーンでお兄さんが
「妹をよろしくお願いします!」
って妹の結婚相手に言うシーンがあり、それを見た私の兄が、
「俺もいつか言わないかんのやなぁ」
とボソリといいました。その時は、何言っちゃってんのこいつと心の底から思いましたね(笑)
しかも、ちょっと前には、
「お前の結婚相手は俺が見極めるからな」
とか言い出しました。本当、お前は私の親父かと言いたいくらいっすよ(笑)
そんな変な兄でありますが、私は好きですよ。言ってはやんないけど。
瑞垣は密かに香夏の彼氏を見極めればいいと思います!
んで、
「あいつはダメや」
とか否定の言葉ばっか言って、香夏に
「ちぃ兄ちゃんのバカ!なんでそんなこと言うん!?ちぃ兄ちゃんなんか嫌い!」
とか言われて密かに落ち込めばいい。
やー、お兄ちゃんな瑞垣はかなり好きっすね♪
しかし、今日の日記は長い…。
こっちも最後まで読んで下った方にはマジで感謝っすね!
有難うございました!