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くだらないことをつらつらと書くと思われ。無駄に更新頻度高し。 色々、普通にネタバレもあると思います。

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HOME[PR]小ネタ(おお振り)まだ声が戻りません。

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2025-05-14-Wed 19:11:41 │EDIT
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まだ声が戻りません。

2008-06-21-Sat 03:34:17 │EDIT
今日はお休みでした。
特に何もやらないお休みでした。
けれど、お昼と夕飯外食するというリッチな生活をしてみました。
おいおい、そんな金どこにあんねん、自分。その所為で財布の中身はスッカラカンさ。

お昼は中華料理のお店へ。
炒飯の量が相変わらず半端なくつらかったのに、一緒に食べに行った子が残すという勿体無い行動をしかけたので、その残りも食してきました。
夕飯は肉ってきました。
ご飯(大)を片手に肉、その他を貪り、まだまだいけるぜと言わんばかりに石焼ビビンバを食べ、締めと称してアイスを食べてきました。

正直、最近の自分の胃の大きさにビックリ。
ちょっと真面目に胃を小さく使用と思いました。
というか、今日食べた米の量が半端ない。きっと通常の3日分くらいの量食べてる。
まぁ・・・そんな日もあっていっか☆

それから、今日もアンケートありがとうございます!
とても細かい設定に感動!
どのシチュも書いてみたいです!ということで、頂いたものは所々で書かれるのではないでしょうか(苦笑)

それではまた明日。
遅番と言ってもいい加減寝なきゃやばいんだぜ!

以下は突発的に書きたくなったオオフリ小ネタ(サカチヨ未満)。
これは某友人に投げつけるんだぜ!
では。




「篠岡は野球から離れたいと思ったことある?」

練習後、突然聞かれた質問。
校内の数少ない街灯の元で呟くように言う栄口くん。
その街灯の光の頼りなさを表すような栄口くんの頼りなさげな笑顔。
何を急にとか何でそんなこと聞くのかと思う前に、どこか作り物めいたその笑顔に私の胸がキリリと痛んだ。

「あ、いや、"野球から"ってのはおかしいかな」

眉根を寄せてハハッと笑う。
その笑い声は静寂で包まれた闇の中では思いの他響いた。

「そうだな・・・ソフトやっててさ、やめたいって思ったことある?」

頼りなさげな声、表情、なのにその瞳だけは何処か意思を宿した強さがあった。
その瞳に不安になる。

「どうかしたの?」
「うん?何が?」
「どうしてそんなこと突然聞くの?」
「やだな篠岡、何真剣に返すんだよ。特に意味なんてないよ。ただなんとなく思って、気になったから聞いてみようって思っただけだよ」

そう言ってまた笑う彼。
乾いた笑い声が夜の闇へと消える。

嘘。
ただ気になったから聞いてみたなんて嘘。
でなきゃそんな顔で笑わない。そんな探るような声をしない。そんな辛そうな瞳をしない。

「篠岡だもんな、やめたいって思ったことなんてないかな」
「あるよ」

私がそういえば、へぇと一言。彼は意外そうな瞳で私を見た。

やめたいと思ったことは幾らでもある。
例えば、練習が辛くなった時。例えば、実力が身に付かない時。例えば、チームメイトの実力をうらやんだ時。
挙げれば切りがない程浮かぶ理由。
様々な理由を考えては、それに従い、ソフトボールから離れればどのくらい楽になるのだろうかとも考えた。
体を貪るような身体的辛さも、心がざわめき、ざわめきで心が壊れてしまいそうな程の心理的辛さも感じず生きていけるなんて、なんて楽なんだろう。
その世界への誘惑はとても甘美なものだった。
けれど、私はその誘惑に乗ることはなかった。
それよりも、練習をやり遂げた時の達成感、僅かながら自分の成長に気付いた時の嬉しさ、試合の高揚感や緊張感、チームメイトと一つの試合を作り上げること。
挙げたら切りがないそれらのものの方が私にとっては甘い甘いものだった。
それはソフトボールをやらなくては感じることが出来ない世界。
そして何より、私はソフトボールというスポーツが好きだった。
それはどんな甘い蜜よりも私の心を焦がした。
だからやめなかった。私は、やめることができなかった。

「そうなんだ。意外だな」

そう言って、彼は視線を下に落とす。
何かを探るようにコンクリートの地面に視線を這わす。
居心地が悪そうに視線は動く。

「栄口くん、つらいの?」

主語も目的語も省かれた私の言葉。
けれど彼はその私の言葉の意味に気付き、コンクリートに這わしていた視線を一点でとめた。
下げられていた視線がゆっくりと上昇し、彼に再び笑顔を作らせた。
それは先ほどとは違う笑顔。
頼りなくて、今にも泣き出してしまいそうな笑顔。
彼は笑うだけで何も言わない。
その姿にキリリと痛む私の胸がより締め付けられる。

私はそっと手を伸ばし、彼の横に下げられている彼の手を取った。
私の行動に驚いたのか、彼の指がピクリと動く。
その指が付いた手の甲をそっと撫で、それから掌を向けた。
僅かな光の中でも分かる。彼の指の付け根に出来たいくつもの凹凸。
彼の綺麗な手がその部分だけ歪みをみせていた。
その凹凸にそっと触れる。
これは彼の努力の証。歩んできた時間の証。

「大丈夫だよ。栄口くん頑張ってるもん。私知ってる。私証明できる。だから大丈夫」

もう一度サラッと凹凸を撫でれば、私の手に彼のもう片方の手が被さってきた。
震える指。見上げ、視線を彼へと戻せば、相変わらず弱々しく微笑む彼の姿。
けれどさっきまでと違うのは、今、彼は心から笑っているということ。
彼が顔を俯かせる。
一つの光が彼から落ちた。






※突発的に書きたくなったサカチヨ(むしろサカ+チヨ)
状況を説明しますと、なんか部活が辛くなったんだよ、ぐっちは。
自分も成長しているけど皆の成長っぷりに焦りを感じたとか、最近調子が悪いとか、試合で実力を出せないとか、まぁ、スポーツをしていたら誰もがぶち当たるであろう壁にぶち当たったんだよ、きっと。
で、そういう時って人って「やめたら楽になるのかな」って考えるわけですよ。
私も腐るほど考えましたよー。一時期は本当辛くて毎日思ったね。
でも、それをチームメイトには相談できるわけもなく、ならば篠岡にちょっと聞いてみようと思ったって感じじゃないでしょうか?
こういう時って辛いし悔しいからストレートに相談は出来ないんだよね。
・・・って、それは自分のことじゃん。
でもですね、ぐっちもそういうタイプだと思うんだよね。
辛くて辛くて吐き出したいけど誰かに話すこともできない。だから遠まわしに気いてみるって感じで。
そんで、遠まわしに聞かれたチヨちゃんはぐっちの心情に気付く。
・・・といった感じです。ちょっといつもと違う書きかたしたので伝わり辛いですね(苦笑)
「頑張ってる」とか「大丈夫」とか、無責任な言葉だとも思いますが、とても励まされる端的な言葉であるとも思います。
両方の性質をもった言葉ですね。
今回は小ネタですし、グダグダした言葉は並べず、あえて「頑張ってる」と「大丈夫」でぐっちを救いました。

最後に、にこさん!
これよろしければ捧げるよ!特に理由はないけど、久々に書いたから。
誤字脱字チェックしとらんし、一発書きの文章やで変なとこも多いけど、よかったら・・・。

ではでは、最後まで目を通してくださった方、ありがとうございました!



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無題
な、なんだよ急に!
うれしいじゃないか!ばかばかっ!
有り難く頂戴しますーーー!!!!!えへえへ!ありがとん!!
ちよちゃん可愛いなぁ…私もちよちゃんに頑張ってるって言われたい…。

バイトが一人急に辞めまして、シフトがさらにきつくなりました…12日も出勤になりました…ので遊べません。ごめん。
またいつが休みかメールするね。もう希望出してたらごめん。
もう…しんどい
にこ2008-06-22-Sun 00:59:28EDIT
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