今日は仕事がめっちゃ暇だったので、仕事中に人の目を盗みながらひっそりメインの続きを書いてたんですが、そのメモをうっかり仕事場のロッカーに忘れてきました。
ロッカーの中にあれば全く問題ないのですが、もしかして何処かに落ちていたら死ぬ。
ちょ・・・そう考えたらメッチャ不安になってきた・・・!
そんなCPっぽい部分は書いていないので大丈夫っちゃぁ、大丈夫ですが・・・あー!ロッカーの中にありますように!!
そう。中々思うように書けた部分がありましたので、今日書くぞと思っていたのに・・・。チクショー。
なんか自分は覚えが悪いよなぁ・・・と最近落ち込んでおります。
もっと出来る人になりたい。
明日午前中買出しに行こうと思っていたのに、雨が降っているので一気にやる気なくしました。
物凄く眠いので大人しく寝ます。
明日こそメインを書くぞ。ではでは。
あぁ、面倒くさい。
人の感情と言うものは。
これ程までに面倒なことはない。
何故、相手の感情に合わせてものを言わなくてはいけない。
何故、相手の感情を窺わなくてはいけない。
何故、感情を抑えなくては、隠さなければいけない。
何故、自分の感情を偽らなくてはいけない。
他人よりやっかいのは自分だ。自分が何より面倒だ。
自分のもの程コントロールに苦しむものはない。
面倒だ。もう。
いっそのことなくなってしまえばいいのにと思う。
そうすれば、何を感じることなく、何を考えることなく、淡々とした日常が通りすぎていくのだろう。
それはなんて楽なことだろうか。
一切の感情に左右されることない自分を想像する。
それは、とても甘い甘い誘惑。楽な世界への誘惑。
けれど・・・
「・・・・・・がき」
瑞垣の聴覚が、彼でない人物の声を僅かに認識する。
「瑞垣」
それは己の名を呼ぶ声。口調こそ強くはあったが、声の中には確かな柔らかさがあった。
頭がその声を認識した途端、ふるっと振るえる心。
蝋燭に火が灯されたように、ほわっと熱を持つ心。
心は言いようのない温かさに包まれた。
ほら、面倒だ。
今のたかがか名前を呼ばれただけで。
なんて面倒なんだ。
だから、なくなってしまえばいいのにと思うのだ。
けれど、なくなってしまったらこの心地よい熱を感じることはないのだろう。
感情がなければ感じることすらなかったのだろう。
それは、この温かい熱に幸せだと感じることはなかったということだ。
この、俺の名を呼ぶ声に愛しいと感じることもなかったということになる。
とても些細なものだけども、幸せや愛しさを感じられないのならば、面倒でも俺は感情を身のうちに宿そう。
「なんやの一希ちゃん。そんな何回も呼ばんでも聞こえとるよ」
時に手放したいと思う人の感情。
「ほんまか?なんべん呼んでも反応せんかったくせに」
けれど、幸せも愛しさも感じられなくなるのならば、遠慮しよう。
「俺が一希ちゃんの声に反応しんわけないやろ」
感じられなくなる方が辛い。
「へぇ」
面倒でも、幸せや愛しさを感じられることを俺は誇りに思う。
「で、なんや。海音寺」
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