久しぶりです。生きてます。
放置しすぎでコリャダメだと思ったので、これから小ネタを書くことにしました。
毎日は無理かもしれませんが、頻繁にここで小ネタはアップしていきたいと思います。
これは、リハビリも兼ねております。
ということで、以下は小ネタ(瑞海)です。
なんかもう、本気で文章の書き方が分からなくなった・・・。
きっかけはとても些細なことであったはず。
けれど、些細なことは些細なことが重なり合うことで、事態は重いものとなった。
あの時、もっと自分が素直になっていたら。
あの時、こう言葉を掛けていれば。
あの時、あんなことを言わなければ。
「あの時」と思い返せば、次々出てくる後悔。
「もう一緒におれん」
突然突きつけられた言葉。
「一緒におると辛いんじゃ」
視界を視界として捉えない瞳。
「だから、一人にさせてくれ」
世界がグラリと揺れ、体から力が抜けていく。
どうしてそんなことを言わせてしまったのか。
何が悪かったのか。
グラグラする頭で、海音寺の顔を見れば、精一杯に堪えられた瞳。
瞳に溜まるその涙を落とすまいと堪える顔に胸が痛んだ。
けれども、海音寺の意志とは裏腹に落ちていく涙。
それはポツポツよ海音寺の服に染みを作った。
そこで気付く。
何が悪かったのか、どうすればよかったのか、それは今分からない。
けれども、少なくとも、自分は海音寺を傷つけたのだ。
瞳いっぱいに涙を溜める程。
嗚咽を漏らさないように唇を噛み締める程。
力強く拳を握り締める程に。
反射的に抱きしめた身体。
驚き力を抜いたのもつかの間、拒絶を示す身体。
離れようとする身体を何度も抱きしめる。
一回拒絶される度、痛みを増す胸。
それに俺は唇を噛み締めた。
未だ拒絶を示す腕の中の海音寺の首筋に顔を埋める。
「お願いやで、一緒におらせてくれ」
海音寺の口から動物の威嚇のような声が漏れた。
その間に聞こえる鼻をすする音。漏れる嗚咽。
泣いているのだろうか。
さっきよりもさらに、泣いているのだろうか。
今、その顔を見ることは出来ない。
少しでも離したら海音寺がそのまま離れていくようで怖かった。
「いっしょにいさせてくれ」と何度も呟く。
その度に酷くなる嗚咽。
俺は、その漏れる嗚咽ごと海音寺を抱きしめた。
いつしか抵抗を示さなくなった身体。
部屋に海音寺の声だけが響いた。
※中途半端に終了!
リハビリ作です。
そして、一応瑞垣を想像して書きましたが、ぶっちゃけ相手は誰でもよいです。
この後どうなったかは、ご想像にお任せします。
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