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くだらないことをつらつらと書くと思われ。無駄に更新頻度高し。 色々、普通にネタバレもあると思います。

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2025-05-14-Wed 13:03:07 │EDIT
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小ネタ(瑞海)

2009-05-10-Sun 00:44:43 │EDIT

久しぶりです。生きてます。

放置しすぎでコリャダメだと思ったので、これから小ネタを書くことにしました。
毎日は無理かもしれませんが、頻繁にここで小ネタはアップしていきたいと思います。
これは、リハビリも兼ねております。

ということで、以下は小ネタ(瑞海)です。
なんかもう、本気で文章の書き方が分からなくなった・・・。




きっかけはとても些細なことであったはず。

けれど、些細なことは些細なことが重なり合うことで、事態は重いものとなった。

あの時、もっと自分が素直になっていたら。

あの時、こう言葉を掛けていれば。

あの時、あんなことを言わなければ。

「あの時」と思い返せば、次々出てくる後悔。



「もう一緒におれん」



突然突きつけられた言葉。



「一緒におると辛いんじゃ」



視界を視界として捉えない瞳。



「だから、一人にさせてくれ」



世界がグラリと揺れ、体から力が抜けていく。

どうしてそんなことを言わせてしまったのか。

何が悪かったのか。

グラグラする頭で、海音寺の顔を見れば、精一杯に堪えられた瞳。

瞳に溜まるその涙を落とすまいと堪える顔に胸が痛んだ。

けれども、海音寺の意志とは裏腹に落ちていく涙。

それはポツポツよ海音寺の服に染みを作った。

そこで気付く。

何が悪かったのか、どうすればよかったのか、それは今分からない。

けれども、少なくとも、自分は海音寺を傷つけたのだ。

瞳いっぱいに涙を溜める程。

嗚咽を漏らさないように唇を噛み締める程。

力強く拳を握り締める程に。

反射的に抱きしめた身体。

驚き力を抜いたのもつかの間、拒絶を示す身体。

離れようとする身体を何度も抱きしめる。

一回拒絶される度、痛みを増す胸。

それに俺は唇を噛み締めた。

未だ拒絶を示す腕の中の海音寺の首筋に顔を埋める。



「お願いやで、一緒におらせてくれ」



海音寺の口から動物の威嚇のような声が漏れた。

その間に聞こえる鼻をすする音。漏れる嗚咽。

泣いているのだろうか。

さっきよりもさらに、泣いているのだろうか。

今、その顔を見ることは出来ない。

少しでも離したら海音寺がそのまま離れていくようで怖かった。

「いっしょにいさせてくれ」と何度も呟く。

その度に酷くなる嗚咽。

俺は、その漏れる嗚咽ごと海音寺を抱きしめた。

いつしか抵抗を示さなくなった身体。

部屋に海音寺の声だけが響いた。










※中途半端に終了!
リハビリ作です。
そして、一応瑞垣を想像して書きましたが、ぶっちゃけ相手は誰でもよいです。
この後どうなったかは、ご想像にお任せします。

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